【お金】漫画家の収入ってどうやって発生してるの？年収や稼ぎはどれくらいなのか！！
※この記事は漫画家でもない筆者が乏しい知識の中で書いている記事になります。この記事の情報が全てではないことをご理解された上で読むことお願い致します。
世の中には本当に数えきれないほどの漫画であふれていますよね。
数えきれない漫画があふれているということは、すなわちその作品を描く漫画家さんも数えきれないほど存在するということです。
同じ作者の方が複数作品を手掛けているということもありますので、作品数に比べると少し目減りしてはしまいますが。
そんな数多く存在する漫画家の方達はどうやってご飯を食べているのか、その収入ってどうやって発生しているのかということを今回は書いていきたいと思います。
漫画家の収入原
漫画家さんの収入原はもちろん漫画を描くことで発生するわけですが、コミックや単行本が売れて初めてお金が発生する。という以外にもいくつかの収入が発生します。
単行本、コミックが売れる １００万部売れたら５０００万円？
こちらは一番一般的に漫画家さんの収入として想像しやすいものだと思います。
コミックや単行本が一冊売れた時の印税というものが出版社や、契約などにも変わってはくるようですが、平均すると大体１０％らしいです。
ですので単純計算でコミックが一冊４５０円とした場合には４５０円×１０％の４５円が作者の元に入る稼ぎとなっているというわけです。
仮に人気漫画家になってコミックが一巻あたり１００万部印刷された場合ですと、一冊４５０円とした場合
４５０円×１０％×１００万部ということで４５００万円の収入が漫画家さんのもとに発生するということになります。
人気漫画家になるということがまず間違いなく大変ではありますが、なんともこの金額を見ると夢がありますね。
印刷された時点で収入が発生
噂ではコミックでの収入はその単行本が読者に買われた時点で発生するものではなく、印刷された時点ですでにその発行部数分の収入が漫画家さんに約束されているみたいです。
よく売れている漫画の帯に「何万部増版決定！！」などというものを見かけますが、読者からしたら「売れているな～」という風にしか考えませんが、それが自分の収入になるとしたら増版ってすごい大事なことだと感じますね。
原稿一枚あたりに〇〇円
漫画といえばイメージが強いのはおそらく単行本として出ている漫画だと思いますが、一般的には単行本が出るまでの過程としてどこかの雑誌で連載をしていて、その連載がある程度進んだら単行本が出るという流れになります。
こちらの雑誌で連載をしている時点でも収入は発生しています。
その金額というものが、原稿料１ページあたり４，０００円～８，０００円ほどだと言われています。
漫画を描く漫画、集英社 週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『バクマン。』ではとあるシーンの中で「新人はみんな１ページ、９，０００円の原稿料」と記載されているシーンもあります。
ですので出版社などにも違いますし、売れっ子の作家さんはもちろんそれより高い金額の原稿料をもらっていますし、連載が続き人気になればなるほどその分原稿料もアップしていきます。
僕もこの情報を知るまで漠然と漫画家さんの収入は単行本の売り上げというのがありましたので、雑誌で連載している時から発生しているものだと知った時は少し衝撃でした。
考えてみれば、単行本が出るまでの間漫画に尽力した場合バイトもできませんのでどうやって食いつなぐと言ったことを考えるとそこにお金が発生することはごく自然なことかもしれません。
カラー原稿
週刊少年ジャンプなどの漫画雑誌を見ていると漫画によっては最初のページなどがカラーで描かれているものもあります。
こういったカラー原稿になった場合でも原稿料というのは変動してくるらしく、白黒原稿に比べると通常高い金額が設定されているようです。
こうなると週刊少年ジャンプなどで毎週表紙が違いますが、あぁいった表紙に選ばれた漫画などもその表紙分収入が上がっていそうなものですね。
支出も多い漫画家事情
人気漫画家になると正直けた違いの金額を収入として得ていますので、そこまで登りつめるとあまり関係はないかもしれませんが、ぱっと見稼いでばかりの漫画家さんに思えますが、意外と支出も多いみたいです。
実際連載を持つと漫画のすべてのページを一人で描ききるわけではなく、背景などの作画を何人かアシスタントを雇いその人たちにまかせるということが一般的です。
その方達の人件費を払わなくてはいけません。
こちらもアシスタントさんの技量・技術によって払う金額は変動しますので、新人の漫画家さんなどは腕のいいアシスタントを雇うことは難しいかもしれませんね。
基本的に漫画を描いている時に発生したご飯や飲み物なども作家持ちであることが多いらしく、給料以外にもそういった雑費の支出も発生するそうです。
リアルな漫画家事情を知る
実際に漫画を読んで楽しむ側の人間は裏側を意識することなく普段作品を読んでいるかもしれませんが、裏側を知った上で漫画を読めばまた漫画というものの見方が変わり、新しい楽しみ方が発見できるかもしれません。
ですのでそんな漫画家さんの裏側を知りたい方におすすめできるものがこちら
記事の中でも出てきましたが、集英社 週刊少年ジャンプで連載されていた、高校生二人が原作・作画を分けて漫画家を目指すという漫画『バクマン。』です。
この漫画の中でかなり詳しい漫画家さんの裏側や様々な漫画家事情が描かれていますので、ぜひ読んでいただきたい作品です。
そういったことを抜きにしても単純に漫画として大変おもしろい作品となっておりますので、興味がある方はぜひ。
